村上隆vs若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦
“ABR vs GEISAI”
徹底討論 芸術とは何か?

2010年08月08日(日)19:00 ~

当イベントは8月8日に開催され、終了致しました。当日の模様はニコニコ動画にアップされております。参加頂きました皆様、ありがとうございました。

今、日本のアートシーンは変革し始めました。
08年9/11の経済崩壊に同期し、アートの現場も地殻変動が起きました。マーケット主導だったシーンがその牽引力であった「金」を見失い、寄る辺を失いながらも自らの立ち居地を模索し、這い回っています。
その中、シーンへの不満と苛立を隠さない若い世代のアーティスト達が混沌としたシーンの虚をついて続々とデヴューし、世代間闘争を牽引力に自らの立ち居地を表明し始めています。
カオスラウンジや0000(←アートユニット)、杉浦慶太(写真家)、青木良太(陶芸家) 等。
短絡的な煽り文句に支えられたシーンの構成には、戦後日本の繰り返してきた悪しき慣習が見え隠れもしています。そうしたムーブメントにエールを送りつつも異議申し立てをイベント形式で行ってきた2つの活動。

1つは、岡田聡による若手アーティスト同士を決闘させる展覧会、「アートバトルロワイアル(ABR)」の運営とUSTでの放送事業。
1つは、村上隆によるGEISAIというイベントの開催とニコニコ生放送でのGEISAI放送大学等のメディアへのアプローチ、がそれです。若手アーティストの百姓一揆。それを応援しつつも無秩序さに危機感を感じる年上のオーガナイザーの渦巻きが、一つのムーブメントとなって戦後日本に淀んでいた問題の核心部分を一気にさらけ出させようともしています。
2010年の上半期に同時に起こった2つのアートイベント、ABRとGEISAI放送。2つが合体したアートトーク番組が『村上隆vs若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦“ABR vs GEISAI”徹底討論 芸術とは何か?』なのです。

※アートバトルロワイヤル(ABR)とは…?
2010年より東京都トーキョーワンダーサイトにて開催された精神科医で美術コレクターでもある岡田聡氏企画の展覧会。次世代の地平線を見せるであろう若手アートグループ同士の決戦をコンセプトにし、連動企画として会期中Ustreamによるトーク番組が毎週日曜日放送された出展者にはカオスラウンジ、0000、遠藤一郎率いるnow等。

※GEISAIとは…?
2001年より開始された村上隆がプロデュースする「芸術の祭典」。アートフェスティバルとコンペの複合イベント。関連企画の人材育成プロジェクトである「GEISAI大学」はインターネット配信を中心とした「GEISAI放送」へ。1万人入場(美術関連ネット番組では過去最高)を記録したニコ生「村上隆の芸術実践論」や、東浩紀氏の乱入が話題となった「GEISAI大学 放課後0カオスラウンジとは何か?0」等アートシーンに確実に”事件”を残す放送多数。

TIME誌「世界最も影響力がある100人」にも選ばれた世界的なアーティスト村上隆氏の「日本でアートをやる意味があるの?」という問いに「新時代のアートを支える若手」約二十数名が一同に集結してトークバトル!日本の美術・文化はこれでいいのか?今夜、この問題にひとつの結論が生まれる!!

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村上隆vs若手「トンパチ」アーティストらが大舌戦“ABR vs GEISAI”徹底討論 芸術とは何か?
performer Takashi Murakami (overall host), Satoshi Okada(MC),
美大生軍団、GEISAI Artists,
Chaos*Lounge, 0000, その他若手アーティスト多数
収録場所 元麻布カイカイキキギャラリー地下1F全空間を使用したスタジオによる収録
moderator, MC Takashi Murakami, Satoshi Okada
OA設定日 19:00 – 022:00, August 8, 2010
Planning Kaikai Kiki Co., Ltd.
Production Kaikai Kiki Co., Ltd., NWC
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